微小粒子 守口市が最悪 大気汚染調査 全国30地点、基準超す(産経新聞)

 ディーゼル車の排ガスなどに含まれ、肺がんや心肺疾患との関連性が指摘される微小粒子状物質「PM2・5」について、環境省が定点観測を行ったところ、全国31カ所の調査地点のうち、30カ所で環境基準値を上回っていることが5日、分かった。10年にわたる調査で一番悪化した数値が確認されたのは大阪府守口市で、平成13年度に1立方メートル当たり40・6マイクログラム(1マイクログラムは100万分の1グラム)と、基準の15マイクログラムの2・7倍に当たる数値が計測された。19年度の調査でも、全国最悪の数値を記録している。

 PM2・5は、直径2・5マイクロメートル(1マイクロメートルは千分の1ミリ)以下の粒子。以前から規制されているSPM(浮遊粒子状物質)よりも小さく、排ガスや工場の煙などに含まれる。極めて小さい粒子のため、肺の奥深くまで入りやすく、肺がんや心肺疾患との関連性も指摘されている。

 世界保健機関(WHO)は18年、年平均で1立方メートル当たり10マイクログラムなどとする削減の目標値を設定。環境省は21年9月、1立方メートルあたり15マイクログラムとする環境基準を設定した。

 環境省などが大阪や東京など11都府県31カ所で調べた測定結果によると、10〜15年度までの6年間はすべての測定所で環境基準をオーバー。埼玉県入間市に設置された測定所では16年度からは環境基準をクリアしているが、残りの30カ所ではその後も環境基準を超える値が続いている。

 近畿では、大阪府で6カ所、兵庫県で4カ所の計10カ所で測定。大阪府守口市の国道1号沿いでは13年度に40・6マイクログラム、19年度は改善されて25・1マイクログラムとなったが、依然として全国で最も悪い値となっている。

 国道など大きな道路沿いに設置された測定所だけでなく、大阪市東成区、守口市、堺市北区、神戸市垂水区、尼崎市の5カ所では住宅地でもいずれも基準値を超えた。

 大気汚染をめぐっては、国は昭和63年、汚染が改善されたとして公害健康被害補償法を改正し、新たな公害病認定を停止している。

 全国公害弁護団連絡会議副幹事長の西村隆雄弁護士は「認定打ち切りから20年以上が経過しても大気汚染は続いている。国はもっと測定所を増やし、大規模に汚染の現状を調査すべきだ。また、打ち切り後に大気汚染が原因でぜんそくになった患者らへの医療費助成などの救済制度を検討する必要がある」と話している。

モバイル界王拳
ひろしのブログ
ショッピング枠現金化
携帯ホームページ
現金化

<覚せい剤>使用容疑で千葉県警の警部補再逮捕 警視庁(毎日新聞)

 千葉県警佐倉署の警部補、佐藤祐介容疑者(48)が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件で、警視庁組織犯罪対策5課は5日、佐藤容疑者を同法違反(使用)容疑で再逮捕した。

 佐藤容疑者は昨年12月9日午前0時ごろ、千葉県佐倉市の回転ずし店駐車場に止めた乗用車内で、知人の女(43)=同法違反(使用)で起訴=と覚せい剤若干量を所持したとして逮捕されていた。

 組対5課によると、女は「佐藤容疑者が持ってきた覚せい剤を乗用車内で一緒に使った」と供述。佐藤容疑者の尿から覚せい剤反応は出なかったが、毛髪から覚せい剤成分が検出されていた。【町田徳丈】

【関連ニュース】
覚せい剤使用:赤坂晃容疑者 執行猶予中と知りながら使用
覚せい剤:元「光GENJI」赤坂晃容疑者また逮捕
詩音容疑者:起訴 麻薬使用の罪で
大麻:刑務所の仲間と出所後に栽培…3容疑者逮捕 警視庁
エフェドリン:規定量以上含有の錠剤密輸 男を容疑で逮捕

けんじのブログ
z18bdxy6の日記ブログ管理ツール
モバイル ホームページ
自己破産
債務整理無料相談

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。